深淵の赤と自作飾りが織りなす妖艶な肖像
彼岸花の鮮烈な赤と、自作の結び飾りが織りなす「静謐な熱」をテーマにした連作です。
撮影において最も重視したのは、赤という飽和しやすい色の制御と、闇の密度の両立です。露出を意図的にアンダーへ振り、光が当たる面だけに情報を集約させることで、被写体の輪郭と装飾品のディテールを劇的に浮かび上がらせました。
自作のイヤリングを単なる小道具としてではなく、美意識を補完する中心素として配置。マクロ視点での構図設計により、金属の質感と花の有機的な造形をひとつに融合させています。被写体を客観的な素材としてディレクションし、色彩と光を統制することで、プロダクトが纏うべき「湿度」や「物語」を一枚のビジュアルへと定着させています。






